不登校生活44|前に進むために親に必要なステップ
今回は、不登校生活から前に進む為に必要な親のステップについて、ちょっと辛口で書きます
とても大切で大事で、避けては通れない事だと考えています
たくさんの不登校児の親御さんだけでなく
ご病気や障がいを持つお子さんの親御さんともお会いしてきました
私だけではなく、やはりみなさんがおっしゃる共通している大切なステップです
第1ステップ:
辛さを受け止めてもらう、共感してもらう
子どもが学校に行かなくなる・・
そうなった時にやはり最初に大事なのは
*親が安心して相談でき
*親自身を無条件で受け入れてくれる場所
*共感してもらえる場所だと思います
変にアドバイスはいらない
他の人がパッと思いつく方法なんて
とっくにやりつくしている
それでもうまくいがずに困り果て疲れ果てている
そして
子どもを責めたり
自分を責めている
責めてしまう自分
親として失格ではないか?という
*自責の念や不安や不満を受け止めてもらう
*1人じゃないんだと感じてもらう事
がとても大事
だから私は
交流会やブログ
noteでのお悩み相談を行っています
受け止められる事で
心が回復し
次のステップへ進んでもらうよう
親子で笑顔に過ごせるように
いつまでも悲しみや苦しみ
悔しさに浸るのではなく
次のステップに進んで欲しい
自分のタイミングでいいから
エネルギーが回復したら
次へ進んで欲しいと考えています
第2ステップ:変わるために向き合う
第2のステップとは何か?
それは「変わる」ということです
子どもを変えるのではなく
親が変わるのです
変わるためには
*痛みを伴います
*覚悟を伴います
自分で蓋をしてきた
自分の弱さや未熟さ
幼さと向き合わないといけない
ハッキリいいます
その作業は「痛い」です
かなり凹みます
でも進むための「救いのある辛さ」です
誰かのせいや悲劇の中にいれば見なくてすむ事
だからと言って
いつまでも
悲しみの中にとどまり
周囲や学校が理解してくれない
子どもが学校へ行ってくれれば
自分以外の責任にしていれば
自分と向き合う苦労をしなくてもいい
無意識にそこにとどまろうとする方も多くいます
そして
何と言えば学校へ行くのか?
どう対応したら学校へ行けるのか?
○○はさせた方がいいのか?
○○は制限した方がいいか?
家でどう過ごさせれば?
etc
という
*正解を追い求め続ける
*正解を言ってくれる人を探し続ける
自分の不安や怒りに向き合わず
方法の正解を探す事に意識を向け続ける
でもね
そこにいる限り前に進めません
時間が過ぎていくだけです
なぜか?
自分のこれまでの価値観や考え方
を掘り下げないと
選択肢を広げられないから
新しい道を歩む事ができないから
とにかく学校へ行かせる方法だけに執着するから
自分と子どもを苦しめ続ける
学校へ行けるための
相談と環境調整はとても大事です
それでも行けない場合の話しです
工夫や調整をして行けるなら行った方がいい
でも行けないなら今できる事を探す etc
子どもが学校へ行けない事で
生まれる苦しみは
親自身の不安から来ます
親自身がいろんな物事の捉え方
見方、視野の広さ、柔軟性を持っていれば
そもそも悩んでいないと思ます
苦しみは
子どものせいではなく
自分のせいなのです
自分で生み出した苦しみ
周りから色々言われる苦しみ
みんなと同じ事ができない不安
わかります
でもね
それは聞き流してしまう事もできる
言われた事にしがみつき苦しんでいるのは
自分なんです
色々言ってくる世の中や身内よりも
思い通りに学校へ行かない子どもよりも
苦しさのおおもとは自分なのです
自分以外はかえられません
良く言われている事ですが
これは本当にそうなんです
でも自分が変わる事で
周囲は変わります
私が問題じゃないのに
なんで私が変わらないといけないの?
と思う方もいるでしょう
しかし
それが一番近道で確実な方法なのです
だから、ご自身のタイミングで
自分の苦しさのもとを探って下さい
自分と向き合った分
その後の人生は大きく変わります
人生の先輩である親から自分と向き合いましょう
子どもに求めるよりも前に
自分が苦しさの奥を見つめ、対応を変え、現状を変えてくださいね
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