不登校生活40 〜目的と手段〜
大人も子どもも新しいスタートには
ワクワクもしますが緊張もします
そんな繊細な時期ですね
もうすぐ2年になります
たくさんのお母さんのお話を伺い
相談を受けました
それぞれ状況は違えど
多くの方の悩みは
目的と手段がわからなくなっている
今まで当たり前だと思っていた
学校へ行き、勉強をし
学校というコミュニティに所属すること
学校へ行けなくということは
今までの普通が崩れ去る大きな衝撃でした
きっとみなさんも大きな不安の中過ごしているのではないでしょうか?
今まで学校へ行く以外の方法知らないし
情報も入ってこないし
じゃあどうしたらいいの?
みんなと同じ方法ができないと
社会で生きていけないのでは?
どうしたらいいの?
そんな不安で頭の中が
得体の知れない不安や感情でいっぱになります
私もその状況では
考えてもどうしていいかわかりませんでした
わからないから、学校へ行かせよう!と1つの方法に必死にしがみつきました
子どもが辛そうにしていても・・
だから
常に疑問を持つようにしました
私が常識だと思っていることに疑問を投げかけ続けました
学校へ行くのはなんのため?
本当に学校へ行かないと生きていけないの?
自分の不安に思うこと
自分が当たり前と思っていること
いちいち疑問をなげかけました
そうすると
目的と手段が見えてきます
例えば学校へ行くのは
生きていく為の手段であって
生きる目的ではないこと
じゃ、学校以外の手段はないの?
と次の選択肢や方法を探すという行動に移れます
ここで大事なことは
学校はいかなくてもいい!
と簡単に決めることは違うと私は思います
環境を整えることで行ける場合もあります
ただ子どもは子どもなりに努力し
考え、頑張り、行き着いたのが
学校へいけない、行きたくないという選択
だから大人が環境を整える段階も必要だと思います
また体調不良の訴えの場合は
治療が必要な病気が隠れている場合もあります。その鑑別が必要だと思います
でもそれでも行けない場合は
他の手段にも目を向ける
それが大切かなと考えています
6年間の不登校生活を子どもと歩んで思う事
自分の常識、世間の普通
それはなぜ?
本当にそうなの?
という視点から観ると世界が広がりますよ
自分の常識や世間の普通が間違っているという事ではなく
目的にたどり着くには、いろいろな方法はあり、タイミングもそれぞれ
環境もコミュニティもツールもたくさんあることに気づきます
視野が広がり、方法や手段をたくさん知っていると気持ちも楽になります
私が保健師として22年、延べ人数:約1万人の相談を受け続け、子どもの不登校を通して行き着いた考え方や捉え方を講座等でお伝えしています
↓↓↓
「生きる事が楽になる!正しくよりも丁寧に生きるhappyな考え方」
〜比べない子育てまでのストーリー全6通付〜
私の日常の出来事の捉え方・考え方を配信中
気持ちを軽くする参考になれば嬉しいです
←開催レポート【東京】不登校の子をもつ親のための交流会&「感情との付き合い方」講座
少しでも参考になればと思い
娘と私が読んだ本をいくつかまとめました
当時はとにかく本を読みまくりました
本から沢山の勇気と価値観を得ました
今も私の人生
娘の人生に大きな影響を与えています
学校へ行けない親子のためのLINEスタンプ
(Yahoo!ニュースでも掲載されました)
・親子会話編
・子ども体調編
・SOS編
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