不登校生活40 〜目的と手段〜

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不登校生活40 〜目的と手段〜

不登校家庭ピアカウンセラー
盛島美奈子(moco)です

4月になりましたね
大人も子どもも新しいスタートには
ワクワクもしますが緊張もします
そんな繊細な時期ですね
私の不登校の経験を伝える活動も
もうすぐ2年になります
この2年
たくさんのお母さんのお話を伺い
相談を受けました
それぞれ状況は違えど
多くの方の悩みは
moco

目的と手段がわからなくなっている

ことが共通していると感じます

今まで当たり前だと思っていた
学校へ行き、勉強をし
学校というコミュニティに所属すること
学校へ行けなくということは

moco

今までの普通が崩れ去る大きな衝撃でした

きっとみなさんも大きな不安の中過ごしているのではないでしょうか?

お母さん

今まで学校へ行く以外の方法知らないし

情報も入ってこないし

じゃあどうしたらいいの?

お母さん

みんなと同じ方法ができないと

社会で生きていけないのでは?

どうしたらいいの?

そんな不安で頭の中が
得体の知れない不安や感情でいっぱになります

moco

私もその状況では

考えてもどうしていいかわかりませんでした

moco

わからないから、学校へ行かせよう!と1つの方法に必死にしがみつきました

子どもが辛そうにしていても・・

moco

だから

常に疑問を持つようにしました

私が常識だと思っていることに疑問を投げかけ続けました

moco

学校へ行くのはなんのため?

本当に学校へ行かないと生きていけないの?

自分の不安に思うこと
自分が当たり前と思っていること
いちいち疑問をなげかけました

moco

そうすると
目的と手段が見えてきます

例えば学校へ行くのは
生きていく為の手段であって
生きる目的ではないこと

moco

じゃ、学校以外の手段はないの?

と次の選択肢や方法を探すという行動に移れます

ここで大事なことは
学校はいかなくてもいい!
と簡単に決めることは違うと私は思います

環境を整えることで行ける場合もあります
ただ子どもは子どもなりに努力し
考え、頑張り、行き着いたのが
学校へいけない、行きたくないという選択
だから大人が環境を整える段階も必要だと思います

また体調不良の訴えの場合は
治療が必要な病気が隠れている場合もあります。その鑑別が必要だと思います

でもそれでも行けない場合は
他の手段にも目を向ける

それが大切かなと考えています

6年間の不登校生活を子どもと歩んで思う事

自分の常識、世間の普通

moco

それはなぜ?

本当にそうなの?

という視点から観ると世界が広がりますよ

自分の常識や世間の普通が間違っているという事ではなく

moco

目的にたどり着くには、いろいろな方法はあり、タイミングもそれぞれ

環境もコミュニティもツールもたくさんあることに気づきます

視野が広がり、方法や手段をたくさん知っていると気持ちも楽になります

私が保健師として22年、延べ人数:約1万人の相談を受け続け、子どもの不登校を通して行き着いた考え方や捉え方を講座等でお伝えしています

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少しでも参考になればと思い
娘と私が読んだ本をいくつかまとめました

娘と私(親)が不登校時代に読んだ本 盛島美奈子

→不登校時代、娘とmocoが読んでいた本

当時はとにかく本を読みまくりました
本から沢山の勇気と価値観を得ました

今も私の人生
娘の人生に大きな影響を与えています


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