【開催レポート】不登校体験談:全国同時開催イベント 2019#不登校は不幸じゃないin沖縄
「2019年#不登校は不幸じゃない in 沖縄」メディア掲載
沖縄タイムス(2019/8/19)
琉球新報(2019/8/19)
「不登校経験を伝える親子の思い」盛島親子について特集
NHK沖縄(2019/8/21)おきなわHOT eye
NHK総合(2019/8/27)おはよう日本
*NHK番組については、特集頂いた事をブログにアップした内容です
イベント告知内容はこちら
8/18(日)13:00〜15:00
南風原文化センターにて開催しました
参加者は定員30名を大幅に上回る50名以上の申し込み
当日は40名の参加があり
琉球新報さん、沖縄タイムスさん、NHK沖縄さんの取材がありました
沖縄会場では経験者の体験談をお話頂きました
学校へ行けない(行くのが辛い)子を
不幸にしない、不幸にさせない
辛いなら学校へ行かないという
選択肢もある
だから大丈夫
SOSを出していい
上手に言えなくたっていい
サインを信頼できる大人に出して欲しい
そして「辛い」と思ったっていい
それは心と体のSOSをちゃんと感じ取れたというすごい事だから
そして子どものSOSをキャッチして一緒に考えられる世の中の雰囲気にしたい
子ども達が苦しさを抱え込まないよう
親や社会が全力で子どもの味方になれるよう
そう願いを込めて
挨拶をしました
当事者体験談
当事者体験談(しけんばる きょうこ)
きょうこさんは、結婚されて2児の母
小中と原因不明の嘔吐で体重激減
学校へ行けない事を父からは責められた
母も初めは行くように対応していたが
「娘は死ぬかもしれない。生きていればいい」
と思った時からきょうこが笑うようになった
と母親から聞いた
親の心が子どもに伝わっていたんだと思ったと
私は母親の存在があったからこそ今がある
愛情があったからこそ生きてこれた
高校は通信高校を卒業
大学は事情があり中途退学
海外へ1人で留学
仕事は大企業の営業職
学歴の高い人たちより営業成績も良かった
学歴ではない
生きる力が大切だと実感
不登校になるとコミニュケーション能力や昼夜逆転の事を心配されるが、コミニュケーション能力は学校行った行けないは関係ない
昼夜逆転も時差ボケと同じ
1週間あれば元に戻る
それぞれにスイッチが入るタイミングがある
スイッチが入るタイミングを待って欲しい
そんなお話を頂きました
当事者体験談(もりしま かえで)
同級生からのいじめがキッカケ
ぶりっ子と言われたから
男の子のような格好に変えれば受け入れてもらえるのか?
など、色々やってみた
しかし、いじめたい人は
何をやってもいじめてくる
結局、ダメだった
人の目が怖くなり
外に出るのも怖くなった
家にこもっていた
何をして過ごしていたか覚えていない
当時の記憶は殆どなく
ただ過ごしているのが精一杯だった
自分は生きていても意味がないのでは?
と考えていた
生きるか死ぬか?だった
母に「学校に行かなくてもいいよ」
と言われ、自分は家にいてもいいんだ
居場所が見つかった気分だった
それまでは
学校へ行けないことの罪悪感や
家にいては行けないという気持ちだった
引っ越しで環境が変わり
外に出れるようになった
母が色んな大人/職業の人と会わせてくれた
将来へのイメージも持てた
子どもにいろんな経験をさせたり
タイミングをみて外の情報を
伝えて世界を広げて欲しい
という内容を話して頂きました
親の体験談(せん あずさ)
娘は小さい頃から
色んな事に気づく子だった
敏感なゆえに
本人自身も毎日刺激がたくさんで
疲れていたと思う
集団生活は合わなかっただろう
娘は学校生活に違和感を持つようになり
学校へ行かなくなった
当初は、学校へ行かせようと色々した
悩みも不安もたくさんあった
子どもが学校へ行かないと仕事行けないし
子どもが小さい時は
体を担いで学校へ行かせた
子どもも苦しかっただろう
親の不安を子どもに感じさせていた
しかし「とことん不登校に付き合おう!」
と決めた
ご飯をしっかり食べて寝ての生活を確保した
毎日、同じ公園に朝から5〜6時間いた
娘は毎日夢中で遊んでいた
そのうち妹も不登校に参加するようになり
妹と遊んだり、喧嘩したりしていた
しばらく学校を休んだ後
みんな何しているかな?
と気にするようになった
本人から学校へ行ってみようかなといい
4月から学校へ行くようになった
以前、娘が学校に感じていた違和感を
自分のなかで処理できるようになっている
と子どもの成長と共に変化もある事を伝えてくれました
親の体験談(あらかき なおこ)
子どもが学校へ行けなくなった当初は
子どもを学校へ行かせようと必死だった
小学校3年生だった
学校へ行かないならランドセルも要らないよね?
とランドセルをゴミ箱に捨て親娘で泣いたり
親娘で苦しい時間を過ごした
娘の気持ちが知りたくて
カラーセラピーの資格も取った
過剰に子どもに接してみては
「小さい子じゃない」
と拒否されたりした
去年の#不登校は不幸じゃないin沖縄に参加し
当事者の話しを聞いた
色んなイベントに参加したりした
学校へ行かなくてもいい
そう思い娘のやりたい事を聞いた
動物と触れ合いたいと
セラピードッグスクールに
職場体験に行った
犬に威厳を示すために
姿勢もよくし
声も大きくでるように
子ども達で予算や企画し
キッズカフェも行なった
集客、感想あつめ
次回への改善点を話し合い
全て子ども達が行なった
子ども達から学んでいる事が多い
この子達は大丈夫!だと思う
というお話を頂きました
当日お手伝いをしてくれた方が
カフェコーナーを作ってくれました
そのお手伝いをキッズカフェメンバーがしてくれました
カフェコーナー&会場の様子
盛島親娘の
不登校経験を伝える活動をNHK沖縄(おきなわHOT eye)/NHK総合(おはよう日本)で特集!
NHK沖縄「おきなわHOT eye」
<アナウンサー>
夏休みあける前の不安な気持ちを少しでも軽くしたいと不登校経験者や親による体験を語るイベントが行われました
NHK総合「おはよう日本」
以前の私と同じように
悩んでいる親の心が軽くなるように経験を伝えたい
地道に続けていた活動を特集して頂き本当に感謝です
より多くの方に届けられたと思います
連絡をしてくれた記者さんの想いや
私たちや今悩んでいる方々への配慮
とても伝わりました
<記者さん>
今悩んでいる人たちに届けたい
当事者に寄り添った想いがとても嬉しかったです
NHK記者さま
取材し特集を組んで頂き有難うございました
カメラマンさん
音声さんも有難うございました
沖縄タイムス/琉球新報にも掲載!
夏休みあける前に子ども達に届けたい
という熱意がとても伝わる取材でした
ウエブ版→琉球新報
ウェブ版→沖縄タイムス
メディアの方々の力と想いを借りて
より多くの子ども達、親御さんに届けられた事を嬉しく思います
学校へ行くのが辛いと感じてもいい
心と体のサインをちゃんと受け止められたすごい事
そして、辛いという事を大人に伝えてもいい
1人の大人ではなく何名かの大人に伝えてください
決して1人で抱え込まないでください
親も子どもも
【体験談ゲスト】
新垣 直子(あらかき なおこ)
現役不登校のお子さんを持つ母親
・中学2(小6から中1に不登校、現在別室登校)
・小6現役不登校(小3から不登校)
https://shinsekihome.com/
詹(せん) あずさ
不登校経験のあるお子さんを持つ母親
・小6(小5の2·3学期に不登校→現在は教室)
・小3(小2の2学期に不登校→現在は教室)
志堅原 京子(しけんばる きょうこ)
不登校経験者(小中7年間)
ピラティスインストラクター
https://ameblo.jp/pilatesokinawa/
盛島 楓 (もりしま かえで)
不登校経験者(小3〜中2)
コスメショップオーナー・モデル活動
https://cosme.okinawa/
【沖縄会場主催者】
2018年 #不登校は不幸じゃない in沖縄の様子
→2018年#不登校は不幸じゃない開催レポート①
→2018年#不登校は不幸じゃない開催レポート②
→2018年#不登校は不幸じゃない開催レポート③
(2018年の様子:メディアに紹介されました)
・琉球新報(8/24掲載)
・沖縄タイムス(8/20掲載)
・沖縄テレビ(8/20昼のニュース)
当イベント発起人の小幡和樹さんの本
「学校は行かなくてもいい 親子で読みたい正しい不登校のやり方」
mocoの体験談も掲載されています
←不登校座談会In沖縄〜#不登校は不幸じゃない発起人 小幡和輝さんを囲んで〜
学校へ行けない親子のためのLINEスタンプ
(Yahoo!ニュースでも掲載されました)
・親子会話編
・子ども体調編
・SOS編
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